【住みやすい都市No.1】シンガポールで日本人にお勧めの賃貸、居住・投資用不動産を多数ご紹介。
【重要】物件価格は2024年11月15日現在の為替相場(1SGD=116.30円)で換算表示
不慣れな海外生活はわからないことだらけ。シンガポールでの生活においてもそれは同様で、日本とは制度や文化、インフラなど様々な面で違いがあることから、ちょっとしたことでもどう対応すればいいのか困ってしまうことは多いと思います。
そこで、本コラムではシンガポールの不動産・住宅事情や生活事情に精通した現地スタッフが、皆様がシンガポールが生活する上で遭遇しやすい住居にまつわるトラブルや悩み、その対処法について解説します。
シンガポールの賃貸住宅は、エアコンや照明にとどまらず、冷蔵庫、ガスコンロ、食洗機、オーブン、電子レンジ、洗濯機など様々な家電設備がすでに設置された状態で提供されていることが多くあります。
こうした物件は初期費用を抑えられるほか、引っ越しもしやすいことから、外国人駐在員などにも人気がある一方、これらの家電設備はオーナーから提供されているため、退去時には必要に応じて修理や交換を行い、原状回復をしなければならないケースがあります。
そこで、退去時に思わぬ高額請求をされるのを防ぐためにも知っておきたいのが、「マイナーリペア」というシンガポール特有の慣習です。
日本ではテナントに過失がなければ、こうした付帯設備の修繕費用はオーナー負担となるのが常識だと思います。しかし、シンガポールでは賃貸契約書(Tenancy Agreement)に「マイナーリペア条項(Minor Repair Clause)」というものが定められており、居住中に付帯設備の修理や交換が必要となった場合、過失の有無にかかわらず、1ヵ所当たりに要する費用が150SGD~250SGD(約12,000円~20,000円)まではテナント負担、それを超える部分についてはオーナー負担で対応することが通例となっています。
居住中であればマイナーリペアによって、修理等で設定額を超えた部分についてはオーナーに返金してもらうことができるものの、退去時のチェックで判明した場合、備え付け家電設備の管理を怠ったとして、修繕費用の全額がテナントに請求されてしまうことがあります。
マイナーリペアは少額の修理等についてはテナントが費用を全て負担することになるため、不満を感じる方が多いもの事実ですが、シンガポールのルールの中で生活することを考えた場合、マイナーリペアを上手く活用することも大切になると思います。
退去時に思わぬ高額請求を受けないためにも、居住中は日々の家電設備の扱いに注意しつつ、適宜メンテナンスを行うよう心掛けましょう。
日々の生活において必須アイテムとなる洗濯機や冷蔵庫、ガスコンロなどに不具合があればすぐに気付けるため、居住中にメーカーテクニシャンを手配して対応しやすいと思います。
一方で、オーブンや食洗機などは使用しないご家庭もあるため、使わないからといって全くチェックせずにそのまま放置していると、退去時になってようやく電源が入らない、あるいはブレーカーが落ちてしまうといった問題に気付くことになってしまいます。
特に、キッチンキャビネットにビルトインされているオーブンなどは、背面に湿気が溜まりやすい構造となっているため注意が必要です。日常的に料理でオーブンを使用しているご家庭であれば問題ありませんが、長期間放置した後に電源を入れた場合、溜まった湿気が原因でブレーカーが落ちることが良くあります。
そのため、寒冷地などでしばらく自動車に乗らない場合でも、定期的にエンジンを入れることでバッテリーが上がってしまうのを防ぐように、例え料理などでしばらく使用しない家電設備があった場合でも、月に1回程度、オーブンを空焚きして湿気を飛ばす、食洗機を1サイクルだけ自動運転させる(終了後に扉を開けて換気)などの対応をとることで家電製品を長持ちさせ、退去時に問題が発生するリスクを抑えることができます。
シンガポールはデザイン重視のコンドミニアムが多く、キッチン周りもスタイリッシュに見せるためにビルトインとなっていることがあるため、何か問題が発生した際の修理や交換に要する金額が高額となります。特に、欧米家電メーカー製のものは、交換時に部品などを本国からの輸入しなければならず、コストや時間が余計に掛かるケースが多々あるため注意が必要です。
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投稿更新日:2021年02月03日
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