【住みやすい都市No.1】シンガポールで日本人にお勧めの賃貸、居住・投資用不動産を多数ご紹介。
【重要】物件価格は2024年11月15日現在の為替相場(1SGD=116.30円)で換算表示
東京23区と同じくらいの面積しかないシンガポールですが、日系企業の駐在員をはじめ、日本人にとって住みやすいエリアはある程度限られています。また、単身、夫婦世帯、子供のいる家族世帯など、世帯構成によってもそれぞれ適した住環境が異なってくるため、居住エリアの選定は快適なシンガポール生活をおくるうえで大事な一歩となります。
そこで本コラムでは、シンガポールで住居を探す際にご自身に適したエリアを選定できるよう、各エリアごとの住環境や特徴をまとめてご紹介したいと思います。
「ラッフルズ・プレイス」「マリーナ・ベイ」を中心とする金融街には、CBD(中心業務地区)として日系企業を含む外資系企業が数多く入居する高層オフィスビルが建ち並んでいます。そのため、周辺には外国人駐在員向けの高級コンドミニアムが多く、オフィスまでのアクセスを重視した単身または夫婦世帯の需要が多いエリアとなっています。
高層オフィスビル群の合間にあるコンドミニアムは60階を超える超高層タイプが多く、物件価格もシンガポールでトップクラスに高額。近年注目度が高まっている「タンジョン・パガー」には、島内で最も高層となるWallich Residence(ウォーリッチ・レジデンス)があり、最上階のペントハウスは100億円近くしています。
また、Marina Bay Sands(マリーナ・ベイ・サンズ)のように特徴的なデザインの物件も多く、総戸数1,111戸のツインタワーからなるThe Sail at Marina Bay(ザ・セイル)は、ヨットの帆をイメージしたデザインで建てられており、オフィス街には珍しくテニスコート2面のスペースが確保された大型ファシリティーが備わっています。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
---|---|---|
The Sail at Marina Bay | SGD4,500(約52万円) | SGD6,500(約76万円) |
Marina Bay Residences | SGD6,500(約76万円) | SGD9,000(約105万円) |
Wallich Residence | SGD8,200(約95万円) | SGD8,500(約99万円) |
CBDの中心地より少し西へ離れた場所にある「クイーンズタウン」の周辺は、日本人幼稚園、日本人小学校クレメンティ校、日本人中学校、早稲田渋谷シンガポール高校へのアクセス性に優れることから、子供のいる家族世帯に人気のエリアとなっています。
特に、「ティオン・バル」と呼ばれる場所は、生鮮食品の朝市が行われるティオン・バル・マーケットがあることから、コストの高い日系スーパーを敬遠し、新鮮で安いローカル食材を購入したいとする駐在員の奥様にも評判が良いです。そのため、周辺のコンドミニアムは空き部屋が出ることが少なく、空いても次のテナントですぐに埋まってしまうことが珍しくありません。
また、セントーサ島の入り口となる「ハーバー・フロント」には、未来都市を思わせる湾曲したタワー棟「Reflections at Keppel Bay(リフレクションズ)」があり、直下にあるヨットハーバーとのコントラストが特徴的となっています。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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Twin Regency | SGD4,500(約52万円) | SGD5,400(約63万円) |
ClementiWoods Condominium | SGD4,400(約51万円) | SGD6,500(約76万円) |
Reflections at Keppel Bay | SGD4,000(約47万円) | SGD5,800(約67万円) |
シンガポールの銀座とも称される繁華街オーチャードロードを挟んだ南北のエリアには最も多くの日本人が生活しており、「オーチャード」には伊勢丹スーパー、「サマセット」には24時間営業のドンドンドンキ、「リバーバレー」と呼ばれる場所には島内最大の日系スーパーである明治屋などがあります。
オーチャード周辺では、どのコンドミニアムにも日系企業の駐在員を中心に日本人世帯が多く暮らしており、日本人コミュニティーができあがっているため、海外生活が初めてでも不安なく生活を開始することができます。しかしその一方で、そうしたコミュニティーへの参加を重荷に感じてしまうケースもある点には注意が必要です。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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Scotts Square | SGD6,500(約76万円) | SGD8,000(約93万円) |
Cairnhill Nine | SGD7,000(約81万円) | SGD9,800(約114万円) |
Martin Place Residences | SGD4,500(約52万円) | SGD7,500(約87万円) |
セントーサ島内には複合リゾートであるリゾート・ワールド・セントーサがあり、人気テーマパークのユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)やカジノ、ゴルフ場、海水浴場、ホテルが建ち並んでいます。そのため、およそ居住空間などないように思われますが、島の東側には外国人が唯一買える土地付きの戸建て住宅やリゾート感漂う海沿いの低層コンドミニアムがあり、都会の喧騒から離れた場所に住みたいというニーズを持つ日本人も生活しています。
なお、セントーサ島の住人は車を所有していることが多く、登録をすればその車はフリーで島内へ入れますが、来訪者が車で入る場合は1台1回の入島に当たり6Sドルがかかります。また、島内にはイートンハウス・インターナショナル・プリスクールがあり、セントーサ島に住んでいない子供もスクールバスで同校へ通園することは可能です。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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The Residences at W | SGD6,200(約72万円) | SGD7,500(約87万円) |
Oceanfront at Sentosa Cove | SGD5,500(約64万円) | SGD7,500(約87万円) |
シンガポール北部にはシンガポール・アメリカン・スクールやオーストラリアン・インターナショナル・スクールをはじめとする有数の学校があるため、学校近くに住もうとする家族世帯が多く住んでいるほか、近年では母子留学で来る世帯も増えています。
隣国マレーシア・ジョホールバルの玄関口となる「ウッド・ランズ」は外国人向けのコンドミニアムの数は少なく、住宅はシンガポール国民が住む公団住宅(HDB)が中心となりますが、MRTのジャンクション駅となる「ビシャン」には特徴的なコンドミニアムが建っており、マリーナ・ベイ・サンズを設計したMoshe Safdie氏が手掛けたSky Habitat(スカイ・ハビタット)は、階段状のデザインの2棟が3つのブリッジで連結されたシンガポールでも有数のデザインとなっています。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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Sky Habitat | SGD3,000(約35万円) | SGD5,300(約62万円) |
Sky Vue | SGD3,400(約40万円) | SGD4,000(約47万円) |
シンガポール南東の沿岸にイースト・コースト・パークと呼ばれる島内最大の公園があり、公園沿いにある大型コンドミニアムは敷地面積が広く、プールなどファシリティー設備も充実しているため、日本人だけでなく欧米系の家族世帯にも人気があります。
海沿いにはチャンギ空港から中心部までを結ぶ高速道路がありますが、その脇にあるコンドミニアムからは居住者専用出口を使うと、高速道路下の専用スペースを使って対岸の公園まで出られるため、子供を連れて公園へ遊びに行ったり、犬の散歩やランニング、サイクリングなども気軽に楽しめます。
シンガポールのプラナカン建築(色とりどりのショップハウス)もこのエリアに多くあり、ショップハウスならではのお洒落なレストランや雑貨店が多いのも魅力です。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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Silversea | SGD4,100(約48万円) | SGD7,300(約85万円) |
Costa Del Sol | SGD3,200(約37万円) | SGD4,200(約49万円) |
The Seafront on Meyer | SGD3,500(約41万円) | SGD5,800(約67万円) |
シンガポール西部は主に工場や倉庫、コンテナの集積地があるエリアです。シンガポール国民が住む公団住宅(HDB)が多く、外国人向けのコンドミニアムの数は少ないですが、工業団地や港湾などで働く駐在員やその家族が周辺に住むことが多いです。
ジャンクション駅となるジュロン・イーストには、大型のショッピングモールがいくつも建てられており、同駅にある唯一のコンドミニアムであるJ Gateway(Jゲートウェイ)には、西部で最も多くの日本人が住んでいます。
物件名 | 参考賃料(2Bed) | 参考賃料(3Bed) |
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J Gateway | SGD3,500(約41万円) | SGD4,000(約47万円) |
Caspian | SGD2,800(約33万円) | SGD3,200(約37万円) |
ダストシュートは便利だけど難点も シンガポールでは、日本のようにゴミの回収日やゴミ捨て場が決まっていません。そのため、住居となるコンドミニアムの室内や廊下などの共有エリアにダストシュートが設置されているケースがほとんどです。ダストシュートでは、基本的に24時間い...[記事全文]
地デジ化はされているけど... シンガポールでも、2019年1月に地上テレビのアナログ放送が停波され、地上デジタル放送への完全移行が完了しています。そのため、日本と同様に高画質・高精細な放送を楽しむことが可能です。 ただし、シンガポールではリビング...[記事全文]
不慣れな海外生活はわからないことだらけ。シンガポールでの生活においてもそれは同様で、日本とは制度や文化、インフラなど様々な面で違いがあることから、ちょっとしたことでもどう対応すればいいのか困ってしまうことは多いと思います。 そこで、本コラムではシンガポー...[記事全文]
投稿更新日:2019年07月12日
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